【最近の心に移り行くよしなし事】 (弁護士 小野田)

小野田弁護士, 弁護士ブログ

①禁煙外来に通院中です。昨年に続き2回目,1年経てばまた保険診療で再チャレンジできるのです。
薬の力を借りてタバコを絶ってから2か月以上経ちましたが,最初は夢の中でタバコを吸ったりしていたものの,今ではそんなこともなくなりました。あと1か月弱で禁煙外来も終了。タバコ臭い人を憎く思うようになってきた今度こそやめられるかもしれません。
しかし,去年もそう思っていたような。去年は禁煙外来終了直後,1週間ほどインドネシアに出張する機会があったのですが,現地の喫煙率が高いだけでなく,同行した仲間たちの食後の一服があまりにうまそうで,旅行中だからいいか,という安易な考えからなし崩し的に元通りの喫煙者に戻ったのでした。喫煙者って,禁煙者が迷っているのを見ると,どんどん「はい,1本どうぞ」と勧めてくるんですよね。
というわけで,「私はタバコが嫌いです。憎んでいます。決して私に勧めないように!」と強くお伝えしておきます。

②体重が減りません。別に禁煙して間食が増えたというわけではなく,元々増加傾向です。
結構毎日歩いているのですが,それでは運動にはならないようですね。なので,先週末は2日連続で藻岩山に登ってみたのですが,結構きつくて汗もかいたので痩せるかと思ったら,どういうことでしょう,太ってました。
とりあえず,炭水化物を減らしつつ,毎週藻岩山登りを続けてみようと思います。痩せて,タバコもやめたら,もはや同一人物ではないかもしれません。

③法律家なので,法律絡みの話もひとつ。先の国会で民法(債権関係)改正法が成立し,2020年までに施行されることになりました。「120年振りの大改正」で民法の基本的な考え方にも大きな変化が生じた,と強調したい人と,いやいや大した改正ではない,というスタンスの人に分かれるようです。学問的な受け止め方はいろいろあるでしょうが,利用者の視点から見ると,この改正によってこれまでの制度が大胆に改められた,というよりは,これまでの暗黙のルールみたいなものを明確化したのが中心,と捉えるのが妥当なように思われます。大げさに捉えなくてもよい,ということですが,しかし,かなり広範に条文に手が入れられたのは事実であり,契約書の書き方に工夫を要したり,債権管理のあり方を見直すなど,対応が必要な点が少なくないのは確かです。宣伝で締めくくるのもなんですが,ちゃんと勉強しておりますので,私に限らず当事務所にお気軽にご相談いただければと思います。

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