弁護士紹介 lawyer

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小野田 充宏

小野田 充宏

小野田 充宏

おのだ みつひろ/Mitsuhiro Onoda

■弁護士登録 2007年
■札幌弁護士会所属

夕張で育ち、高校時代は岩見沢で下宿暮らしをし、東京で学生生活と司法試験浪人生活を送り、その後、検事として北海道から九州までの全国各地で働きました。2007年(平成19年)からは札幌と岩見沢を拠点に弁護士生活を送っています。

当事務所の弁護士は、一般的な企業法務から個人の交通事故、相続等の問題まで幅広い分野に取り組む一方、それぞれが得意分野・重点分野をもっていますが、私も、下記の取扱い分野にあるとおり、一般的な企業法務や民事事件を多く担当しつつ、得意分野・重点分野として、医療法務・行政(地方自治体)法務・建設法務・金融法務等に取り組んでいます。

医療法務の分野では、医療機関の顧問弁護士あるいは代理人としての立場で、医療事故等をはじめとする各種クレームをめぐる患者さんとの対応や訴訟対応、医療スタッフに関する労務問題への対応、医療機関や医師が行う各種取引や広告等に関する助言等のほか、行政機関(監督官庁)に対する対応まで、幅広く取り扱っております。例えば、保険医・保険医療機関に対しては一定の頻度で厚生局等による指導(更に発展すると監査等)がなされます。指導等が不適切なものであれば、これに対抗すべく戦います。しかし、不適切とはいえないまでも、指導には誤解や見解の相違に基づくものがあることもありますし、適切な指導であっても保険医が緊張のあまり趣旨を誤解してしまうといったことも生じ得ます。正確なコミュニケーションを実現し、医療機関側も指導内容を正しく理解した上で適切で的確な対応をするため、個別指導に代理人として帯同した経験をも踏まえて、準備や改善報告等についてお力になれるかと思います。長く学生さんに医療に関わる法律を教えていましたが、その過程で医療を規制する様々な法令を体系的に学んできましたので、医療事故に限らず、医療機関が抱える様々な問題に正確な知識と経験を活かして対応します。

行政(地方自治体)法務については、主に地方自治体の顧問弁護士の立場で、行政が抱えるあらゆる問題についてのご相談に応じ、代理人として住民からの/住民に対する訴訟を担当するなどしております。もちろん、行政は国民・住民のためのものであり、中立公平でなければなりませんので、そのことを強く意識しつつ日々業務にあたっています。行政が担う住民サービスの幅広さに応じて行政が抱える問題も実に多様であり、普段は取り扱うことがなく、判例や解説書なども乏しい法律や条令等についても調査して対応していかなければならないことも多いのですが、複数の地方自治体の顧問業務を行う中で知識や経験を蓄積し、迅速に対応するよう努めています。

建設業に関する法務としては、全国最大手クラスから地場中小まで様々な規模の建設業者の顧問弁護士あるいは代理人として、請負契約をめぐる諸問題(工事の瑕疵・契約不適合や工期の変更、追加工事に関する代金増額の問題等々)をはじめとする発注者(元請を含む)・受注者(下請等)とのトラブル、労災事故対応等、建設業者の抱える多様な問題に対応しています。建設業にはいわゆる「業法」を含めて特有の問題が多々ありますが、例えば、工期や追加工事をめぐる問題等、発注者と受注者との間で鋭い利害対立が生ずるのに、事情が複雑で契約書の規定内容が必ずしも決め手にならないといった問題もあります。このような、なかなか解決が困難な問題について、建設業者に交渉の進め方を助言したり、場合によっては代理人として交渉したり、訴訟対応をする、といった形で支援しています。

さらに、金融法務に関しては、銀行や信用金庫等の取引全般や金融機関内部のガバナンス、銀行法をはじめとする業法上の問題等を含めた幅広い問題について来る日も来る日も多数のご相談やリーガルチェック等に対応しています。

ほかには、いわゆる第三者委員会とか調査委員会とかいわれるような関係の仕事(官民問わず、組織内で起こった不祥事の調査等)も多く取り扱ってきました。諸事情により公表できるものは多くはありませんが、これまでに関わった案件ではほとんど私が中心となって報告書を作成しており、その報告書をもとに懲戒処分等がなされたり、監督官庁への報告がなされたり、裁判の証拠とされたりしていますが、今のところ報告書の内容はそのまま尊重されており、内容がおかしいなどといってひっくり返されたことはありません(自信あり!)。

以上、若干特徴的な分野を書きましたが、もちろん、お客様からのご相談をきっかけに新たな分野が自分の得意分野・重点分野になる、ということもありますので、とりあえずなんでもお声がけください!

経歴

1972年生まれ
1990年 北海道岩見沢東高校卒業
1994年 早稲田大学法学部卒業
1996年 司法試験合格
1997年 司法修習生となる(第51期)
1999年 検事任官。以後、東京、横浜、名古屋、福岡、札幌(本庁及び小樽支部)の各地検に勤務(~2007)
2007年 弁護士登録、弁護士法人小寺・松田法律事務所入所。同年、同事務所岩見沢事務所所長就任(~現在)

役職等

公的機関の役員等

  • 岩見沢児童相談所児童虐待対応プロジェクトチーム委員(2024年4月~現在)
  • 岩見沢市成年後見支援センター運営協議会委員長・事例検討委員会委員(2022年7月~現在)
  • 江別市成年後見支援センター受任調整会議委員長(2017年11月~現在)
  • 美唄市成年後見支援センター受任調整会議副委員長(2013年10月~2023年3月)

公的機関の第三者委員会等

  • 北海道公立大学法人札幌医科大学兼業調査委員会委員長(2015年1月~4月)
    (大学教員の不適切な兼業の有無等についての調査委員会)
  • 北海道第三者検証委員会調査員(2011年10月~11月)
    (泊原発のプルサーマル計画に関する北海道の不適切な関与の有無等についての調査委員会)

教職等

  • 駒沢看護専門学校非常勤講師(2015年4月 ~2023年11月)
  • 北海道教育大学岩見沢校非常勤講師(2010年10月~2014年3月)
  • 日本大学法学部非常勤講師(1996年11月~1997年10月)

その他

  • 北海道ロシアビジネス未来の会監事(2017年4月~現在)

主な取扱い分野

  • 起業、契約、債権回収、労務、コンプライアンス等の企業法務
  • 医療機関に関する法務(医療事故や患者対応、スタッフの労務問題、保険医・保険医療機関に対する個別指導等への対応等)
  • 行政(地方自治体)に関する法務
  • 建設業に関する法務(建設業者のガバナンス・コンプライアンス、各種契約、発注者や元請・下請間のトラブル、労災事故対応等)
  • 金融機関の取引、ガバナンス・コンプライアンス等の金融法務
  • 交通事故・医療事故・労災事故等の損害賠償請求に関する法務
  • 相続(遺言、遺産分割、遺留分等)、債務整理(破産、再生、任意整理等)等の個人に関する法務
  • その他一般民事事件

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