【ふるさと納税】(弁護士 日和)
昨年からふるさと納税をはじめてみました。
ご存知の方も多いとは思いますが、ふるさと納税とは、自分の好きな自治体(市町村・都道府県)に寄付をすることで、【寄付した額−2000円】が所得税・住民税から控除されるという制度で、さらに寄付した自治体から寄付のお礼として特産品などが送られてくるというものです。
結果的には、2000円の自己負担でいろんな地方の特産品がもらえることになります(ただし、税金の控除額には上限額があり、年収や家族構成によって異なりますので、注意してください。)。
この制度は平成20年に始まりましたが、当初は税金の控除上限額が少なかったことや必ず確定申告をしなければならないということがあり、避けていた方も多いと思います。しかし、平成27年に制度が改正され、①税金の控除上限額が約2倍になり、②ワンストップ特例制度の新設により、一定の条件を満たせば確定申告をする必要がなくなりました。基本的には確定申告をする必要がないサラリーマン等の方は、確定申告が大きなネックだったと思うので、この改正によってふるさと納税をはじめる人はますます増えていくのではないかと思います。
お礼の特産品は、肉、魚介類、米、酒・飲料、加工品(ハムなど)、お菓子、商品券、日用品など多種多様です。中には、乗馬レッスンなどの体験型のものやマンホールの蓋といったユニークなものもあるようです。
私も昨年末にふるさと納税をした自治体から続々とお礼品が届いており、先日は静岡県富士市からティッシュペーパーが60箱届きました(笑)
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。