【除夜】(弁護士角)

弁護士ブログ, 角弁護士

早いもので今年もあと数日を残すのみとなりました。
皆様は年末どのように過ごされますか。私の大晦日の過ごし方といえば、実家でゆく年くる年を見ながら、両親とご馳走を食べ、おいしいお酒を飲みながら、一年のことを語り合うのが定番となっています。
ところで、ゆく年くる年では、全国のお寺で除夜の鐘を鳴らす様子が放送されます。
ご存じのとおり、除夜の鐘は108回鳴らします。これは仏教において人の煩悩が108個あり、鐘の音で煩悩を払って、新たな気持ちで新年を迎えるという意味があるといわれています。
また、除夜の鐘は、正式には、107回目までを旧年中に108回目を新年になってから鳴らすのだそうですが、この辺りはお寺によっていろいろあるみたいで、最近では夜に鐘を鳴らすと、近隣住民からうるさいと苦情がくるため、昼に鐘を鳴らすお寺もあるのだとか。
煩悩まみれの私の心は、108回の鐘で綺麗になるかは甚だ疑問なところですが、除夜の鐘の音で少しでも清らかな心になって新年を迎えたいと思います。

pagetop