【花見に行ってきました】 (弁護士 熊谷)
GW前半が終わったところですが,皆様いかがお過ごしですか。出無精な私ですが,一昨日,友人らに誘われるままに円山公園の花見に行ってきました。もちろん,ただ花を愛でるだけ,などということはなく,「ビール片手にBBQ」という道民スタイルの花見。モクモクと立ち上がる煙は今やGW中の円山公園の風物詩です。
ただ,私が参加させてもらった花見は,通常の道民スタイルとは一線を画する「野外でここまでやるのか」というハイレベルなもの。主催者である知人は料理人というだけあって,食べ物は全て彼の持ち込みなのですが,着座するとまず,様々な食材によって華やかに彩られた「お花見弁当」が一人に一つずつ手渡されます。そして,持ち込みのサーバーから提供される冷え冷えの生ビール。続いて,料理人が1本1本串打ちした上質な素材の焼き物たちの登場。もちろん炭は備長炭。炭起こしから「焼き」まで全て「プロ」がやってくれるので,私を含む「素人たち」としては,座って食べて飲む以外やる事がないという,徹底した至れり尽くせりぶり。その後,桜鱒の蒸焼き,ソフトシェルシュリンプの炭焼きなど,趣向を凝らした一品料理が続き,締めの一品はまさかのにぎり寿司(生魚まで持ち込むとは…)。外国の方が驚いていましたが,日本人でも驚愕します(笑)
春の暖かな陽光に包まれながら,「この貴族的な享楽は人間をダメにするな」などと神妙なことを考えつつも,杯を空ける私の手の速度が緩むことは決してありませんでした。