【裁判員裁判に高校生が参加することは?】(弁護士 髙橋)

弁護士ブログ, 髙橋弁護士

 成人年齢が引き下げられたことに伴い、18歳を迎えた人の全員が裁判員として裁判に関与する可能性が出てきました。高校生が参加する具体的な時期について疑問があろうかと思います。裁判員は、種々の手続を経て選任されます(具体的な手続の紹介等は割愛いたします。)。これらの手続の日程を踏まえますと、実際に、高校在学中に裁判員になる時期は、高校3年生の1月から3月の期間と、思ったよりは限定的な期間とお感じになる人も多いかと思います。ただ、大学受験等が本格的に動いている時期でもあり、現実に参加するにはハードルが高いかもしれません。
 現在、札幌弁護士会では、ジュニアロースクールといって、高校生が台本を元に裁判員裁判を体験してみるという企画を今年の12月11日に実施する計画をしており(https://satsuben.or.jp/event/2022/10/19/517/)、参加者を募集中とのことです。この機会に、司法の世界を体験してみるのはいかがでしょうか(11月6日に参加申込み締め切りのようですので、ご希望の方は、上記のURLからお早めにお申し込みください!)。

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