【ラグビーワールドカップ】(弁護士 村田)
子どものころ,父が日曜日に見ているテレビといえばラグビーかゴルフでしたので,いつの間にかラグビーのルールを覚え,ラグビーファンになっていました。大学時代には母校の応援や早慶戦・早明戦を見に行くために秩父宮ラグビー場や国立競技場に通っていましたので,オールドファンと言われる部類の人間かもしれません。
そんな私ですので,日本でオリンピックが開催されることよりも,ラグビーのワールドカップが開催されることの方がずっと大きな楽しみでした。
オーストラリア対フィジーの試合は札幌ドームで観戦しましたし,テレビのラグビー中継とラグビー関連の番組をすべて録画して,ワールドカップを存分に楽しませていただきました。
そんなラグビー漬けの日々でしたので,11月2日の決勝戦が終わった後,しばらく喪失感に悩まされることになりました(ラグビーロスと言うそうです。)。
ですが,嬉しいこともありました。今回のワールドカップを機にラグビーファンが増えたことです。「にわか」ファンと言うそうですが,にわかでもラグビーファンが増えるのは嬉しいことです。
これまで,どちらかというとマイナーなスポーツだったラグビーですが,今までラグビーに興味を持っていなかった方が,「ジャッカル」とか「オフロードパス」と言っているのを聞くと,にわかファンが本当のファンになってくれて,野球やサッカーのような人気のあるスポーツになるのではないかと思ってしまいます。
既に大学ラグビーはシーズンが始まっていますし,年末年始は花園の高校ラグビー,年が明けると社会人のトップリーグとラグビーの試合が目白押しです。
一人でも多くの方にラグビーを楽しんでいただき,ラグビーファンが増えれば嬉しいです。