【苫小牧初夏の風物詩】(弁護士 角)

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北海道も徐々に気温が上がって、仕事終わりのビールがとにかく美味しい季節となりました。
今日、朝起きてカーテンを開けると、町が霧に覆われていました。初夏のこの時期、海沿いの町である苫小牧では、朝夕に霧がよく発生します。
霧と似た言葉で、靄(もや)や霞(かすみ)という言葉あります。「霧」、「靄」、「霞」はそれぞれどんな違いがあるのでしょうか。
調べてみると、「霧」と「靄」は、どちらも大気中の水蒸気が微小な水滴となって浮遊し、視界が悪くなる現象を表す気象用語で、「霧」は視程(肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離のこと。)が1km未満の状態をいい、「靄」は視程が1km以上10km未満の状態だそうです。また、霧の中でも、視程が、陸上で100m以下、海上で500m以下のものを「濃霧」と呼ぶそうです。
しかし、「霞」だけは気象用語ではなく、遠くの景色がぼやけている様を表す文学表現であり、学術的な定義はありません。
実は、これを調べている最中に、高校生の頃にも、霧、靄、霞の違いを調べたことがあることを思い出しました。図らずも、自分の記憶力への自信を失いかけたという話でした。
みなさん、霧で視界が悪くなる日に運転するときは、ライトをつけて、いつも以上に安全運転しましょうね。私も気を付けます。

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