新年を迎えるにあたり、あらためて当事務所に対する皆さまのご支援に深く感謝申し上げると共に、本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
　厳しい北海道の冬本番となりましたが、皆さま、お健やかにお過ごしのことと存じます。
　北海道の冬は厳しいものの、目を転ずれば、国連のグテーレス事務総長が地球沸騰化と表現した急激な気候変動が発生しており、洪水、嵐、干ばつ、猛火といった異常気象の原因と言われています。昨年度の日弁連人権擁護大会決議では「気候危機による人権侵害は、既に現実化している」と述べられました。私たちも、北海道の冷涼な気候をますます活かすとともに、地球環境を守るため可能なことから小さな一歩を踏み出す年にしたいと思います。　
　法制度の面では、ウェブ申立ての義務化を含む民事訴訟法の大改正が施行目前となっているほか、担保法制の改正議論がいよいよ大詰めを迎えています。
　このような環境の中で、当事務所は、法律事務所の果たすべき役割をしっかりと見つめつつ、社会経済情勢の動向や法制度の変化の方向性をいち早く捉え、着実に、皆さまのお役に立てる法律事務所として努めて参りたいと考えています。
　本年もよろしくお願い申し上げます。皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
令和７年元旦
弁護士法人小寺・松田法律事務所
弁護士　松田竜